【目標の細分化】ダイエットに効率的な手段とは?目標と手段の関係がわかる

今回は、「目標達成の参考書」の重要な第1フェイズ、「目標の細分化」について解説します。
具体例として、司法試験・予備試験の論文式試験に必要な能力について、詳しく説明しますね。
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ダイエットに効率的な手段とは

達成すべき目標を達成するために、重要なことがあります。

それは、「達成目標を能力ベースに引き直す(目標の細分化)」です。

どういうことか説明しますね。具体例として、ダイエットを想像してください。
ダイエットにおいて、あなたが掲げる目標は、通常、結果を指します。

「3ヶ月で5キロ痩せる!」

このダイエットの目標は、減量数値です。すなわち、「体重減少」という結果を指します。
多くの人は、このような目標を立てたら、すぐに、結果を出すための手段を思い浮かべます。そして、その手段を実行します。
具体的には、

「カロリー制限をしなくちゃ」
「間食を控えて、三食にしよう」
「運動をしよう」

…と、手段を思い浮かべます。そして、これらを頑張るわけです。
ですが、これで結果が出る人と、出ない人がいます。それはなぜでしょうか。

「意志の弱さじゃないの?」

「意志の弱さ」、確かにそういった要素が原因の一つということもあるでしょう(もっとも、本サイトでは意志の強さという曖昧な表現をしません。意志の強さ、努力できるか、については、「習慣化」をテーマにした、後の記事でお話しします。)。

ですが、目標を立てて、行動をして、うまくいく人といかない人
その大きな違いは、手段の実行の前段階にあります

先ほど、目標を立てたら、手段を思い浮かべる、と言いました。これは、具体的には、あなたは自分自身に対し、目標を立てた後に、無意識的にこう問いかける、ということです。

「結果を出すためには、何が必要か?」

そして、この問いに対する回答をする形で、「手段」を決定します。
結果を出す人と、そうでない人とでは、この問いかけへの答え、すなわち、「手段」の選択が大きく違います。
例えば、上のダイエットの例で、

「カロリー制限をしなくちゃ」
「間食を控えよう」

と書きましたが、あなたはこの手段を「当たり前のこと」として読みましたか?

この手段は、実は誤りです。

今のダイエット業界では、減量に最も必要な要素はカロリー制限ではない、というのが常識です。
巷で人気の本を手にとってみればすぐにわかります。
「糖質制限と脂質制限」が、カロリー制限より重要なのです。
また、同じ量なら三食しか食べないよりも、「間食を入れることが推奨」されます。
そのため、カロリー制限だけに重きを置いたダイエットの手段を採った人は、残念ながらうまくいかない可能性が比較的高いでしょう。

ダイエットの具体的手段は、別の本で学んでいただければいいとして、ここで言いたいことは、

達成すべき「目標」から、あなたが導き出した「手段」は、必ずしも効率的な手段とは限らない

ということです。

では、どうすれば、効率的な手段を導くことができるのでしょうか?

その鍵が、「目標の細分化」(=達成目標を能力ベースに引き直す)です。

次の記事が長くなってしまったので、いったんここで終了です。
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