目標を達成するための黄金マニュアル【目標達成①】

こんにちは。

今回は、記念すべき「目的達成の参考書」第1弾になります!
司法試験合格への方法論を例に、あなたの「達成すべき目標」を達成するための、「あなたに最適化された方法論」をお話ししますね。
「単純明快、だけれども画期的!」な内容であること請け合いです。ご覧ください!

目標達成とは

「目標達成」とは、(人生の目的から演繹的に導かれた)「達成すべき目標」を、各個人にとって最適な「手段」で達成することを言います。

上の表は「目的手段表」と言います。「目的手段表」については、「目的発見の参考書」で詳述します。
ここでは、簡単に説明しますね。要するに、

人は、それぞれ生きる積極的動機(生きがい)である「人生の目的」を発見することができます。
そして、「人生の目的」を発見した場合には、それを実現するため、社会的役割(家族の一員、社会の一員、趣味活動等)ごとの、具体的な「理想の役割」を定めることになります。(あるいは、理想の役割が先に定まっていて、後に「人生の目的」を発見する場合もあります。)
「理想の役割」を自覚したら、理想に到達するために「達成すべき目標(達成目標)」を定めます。(あるいは、「達成目標」を立て、達成、あるいは未達成を繰り返す過程で、自分の「人生の目的」や「理想の役割」を発見することもあります。)
そして、「達成目標」を達成するための「手段」を定め、時に試行錯誤しつつ効率的に達成することになります。

…ということを示す表になります。

そして、「目標達成の参考書」では、目的手段表の下半分「達成目標」と「手段」の関係について、詳述していきますね。

達成目標の内容

「達成目標」は大きく二つに分けられます。

①対自分関係の達成目標

②対人関係の達成目標

です。(もっとも、区別は相対的です。)

①対自分関係の目標とは、もっぱら自分と向き合い、自分の心身、能力を向上することで達成できる目標です。
例として、受験や資格試験等の勉強、個人種目のスポーツ、ダイエット等が挙げられます。

②対人関係の目標とは、自分の心身・能力を向上させるとともに、他者と向き合い、各人の能力を理解し、各人が適切に振る舞うことで達成できる目標です。
例として、仕事のプロジェクト、チームスポーツ等が挙げられます。

ここでは、司法試験合格という具体例を軸に、①対自分関係の達成目標を達成する方法についてお話しすることで、「目標達成の参考書」の内容の一部を解説していきます。

目標達成をするための3フェイズ

というわけで、ここからは司法試験合格という達成目標を達成する方法をお話しします。

目標達成の方法について、重要な3つのフェイズ(段階)があります。それは、

1.達成すべき目標の細分化

2.自分に合った手段を発見

3.手段の習慣化

です。

後述しますが、要するに、

目標を達成するために必要な能力を整理して(①)、
必要な能力を身につけるための、自分に合った効率的な手段を発見して(②)、
その効率的な手段を習慣化する(③)ことで、目標達成ができるよね!」

ということです。
別に目新しいことをお話ししているわけではありません。これらのフェイズは、多かれ少なかれ、各人が意識的・無意識的に行っていることです。

「そうかもしれないけど…。口では簡単に言えるけれど、実践するのが難しいんだよ!」

と、思われる方も多いでしょう。

大丈夫です。このサイトを読めば、誰でもできます。
特に、司法試験受験生の方々はご安心を。具体例を交えて説明する過程で、①と②の具体的内容のほとんど全てをお伝えします。

そして、効率的な勉強方法(記憶術等)については、科学的根拠のある、客観的に正しいとされる手段を中心にお話しします(しっかりと裏付けも調査しています。脳科学の理解には骨が折れました…笑)。

以下では、各フェイズの概要をお話ししますね。

1.達成目標の細分化

達成目標の細分化とは、達成目標を能力ベースに引き直すことを言います。
能力ベースに引き直した目標を、「細分化された目標(細分化目標)」と呼びます。

達成目標を能力ベースに引き直す理由の1つに、目標達成のための効率的な手段を適切に考えることができるようになる点があります。

司法試験合格という達成目標は、あくまで結果です。結果を見つめても、何をすればいいのか、自分のやるべき勉強方法は見えてきません。
そこで、「結果を出すために必要な能力は何か」と考えることになります。
能力ベースに引き直すことで、より目標が明確になります。そのため、身につけるべき能力ごとに、効率的な手段を考えることができるようになります。

司法試験は、論文式試験(記述式)と短答式試験(マーク式)に分かれます。
論文式試験であれば、必要な能力は以下の図のようになります。

このように、達成目標を細分化していきます(細分化目標の具体的内容については、今後の記事で説明します。)。
達成目標の細分化をするポイントは、

①目標達成者や、目標達成のサポートをしている人のアドバイスを受ける

②アドバイス内容の共通項を見つける

ことになります。

2.自分に合った手段の発見

自分に合った手段の発見とは、細分化目標を身につける手段のうち、自分に合った効率的な手段を発見することを言います。
自分に合った効率的な手段の発見は、概要以下のフェイズを必要とします。

①短期間で目標達成をした者の実践していた、最も効率的な手段を知る

②短期達成者の元々有していた能力・特性を知る

③自分の有する能力・特性を知る

④短期達成者の有していた能力のうち、最低限必要な能力を身につける

⑤短期達成者の実践した手段のうち、自分が可能と思える手段を真似る

⑥短期達成者の実践した手段のうち、真似できない点について、方向性を間違えないように留意しつつ、自分の能力・特性を活かした手段を発見する

上の表は、司法試験短期合格者の方々の実践していた、最も効率的な手段(①)をまとめたものの概要です。表の読み方等、具体的内容については、次回以降に説明します。

こちらについては、司法試験の勉強方法の解説も兼ねて、

司法試験学習1年目
司法試験学習2年目以降

の学習者に向けた、手段の解説を行っていく予定です!

3.手段の習慣化

手段の習慣化とは、発見した自分に合った手段を継続する心身にすることを言います。

習慣化は、厳密には細分化目標に含まれる、身につけるべき能力の一種です。ですが、ここでは別枠で詳述していきます。

手段の習慣化については、大きく2つの枠組みから解説をします。

①自分に合った、やる気を出す方法論

②習慣の生理学的仕組み

上の表は、やる気を出す方法論(①)で用いる「やる気表」になります。やる気の出し方は、「やる気表」記載の事実を思い出したり、設定することとなります。
この「やる気表」の見方等の詳細についても、別記事にて後述することになります。

終わりに

いかがでしたか?
今回は、司法試験合格に向けた「目標達成の参考書」の、いわば目次部分です。

目次だけ読んで、全てを理解することはできません。そのため、今回の内容を深く理解できず、むず痒く思っている方も多いでしょう。すみません。
一方で、今後の内容に期待していただける目次になったと自負しています。

今後は、「目標達成の参考書」の核となる、各フェイズについて詳しく解説していきます。
司法試験の勉強方法の参考になること間違いなしです。また、司法試験合格以外の目標を掲げている方にとっても、参考になる内容となっています。次回もお楽しみに!